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受験業界にだまされない家庭学習法

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Q. 小学校から中学校に上がるとき、つまずかないようにするには、どうすればいいですか。ちなみに、中学受験はしません。(続き) [教育・学習・勉強の悩み相談]

 

子どもの「やる気」を引き出す

以上のことは、子どもの「やる気」を引き出すことにもつながります。

 人が「やる気」を出すには、「ある程度の努力で到達できると思われる、適度に困難だが実現可能な目標」が必要です。

ところが、今の子どもは、もともと堪え性がないこともありますが、あまりに知らないことが多すぎるので、困難が度を超えてしまっているのです。「実現できない」と思えば「やる気」が起こらないのは、ふしぎなことでも何でもありません。

貧乏な人は、「努力して億万長者になれ」と言われても、発奮することはめったにないでしょう。それと同じことです。

 小学校と中学校のギャップは、今に始まったことではありません。昔から、小学校から中学に入ると勉強が急に難しくなったと感じたものです。

けれども、子どもたちの予備知識の不足は今のほうが深刻です。これは、学校外での時間の多くがゲームやケータイなどに費やされてしまい、生活の中で知識や経験を得るという機会が失われているからでしょう。

つまり、問題は、「今ある知識」と「必要とされる知識」のギャップが大きすぎるということなのです。

 

 

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 『理科百人一首 生物・地学編』五七五七七なら生き物や人体、地球と宇宙のしくみが直感的にイメージできます。解説、確認問題付きで、覚えやすいように工夫しています。

 

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予備知識が「やる気」につながる

 ですから、その分の知識や経験を、親などが意識的に補うような活動を小学生のうちからしてこない限り、「必要とされる知識」とのギャップは拡大する一方でしょう。

 けれども、くりかえしになりますが、小学生のうちから中学の勉強をそのまま先取りさせる必要はありません(中学受験するなら別です)。下手に先取りして、中学の授業が「知っていることばかり」になったら、かえって面白くないからです。勉強をしながら、「ああ、これか」とか「そうだったのか」と思えるくらいの、適度の予備知識があることが「やる気」につながります。

 学習マンガは、そういう予備知識を得る手段として有効なものの一つです。教育的な内容のテレビ番組もあります。けれども、親子の会話からは、ほかからは得られないものが得られるのです。同じような内容をテレビやマンガで見てよくわからなくても、親から説明されるとわかる例は、よくあります。しかも、親の言ったことは、ふしぎと記憶にも残りやすいのです。

参考 [学習まんが--理科・科学]

[学習まんが--社会・国語]

[学習まんが--算数・数学]

 

 

「机にすわらない勉強」の大切さ

 ただ、学習マンガの多くは、歴史物だったり、伝記だったりしますし、話し相手であるお母さんも多数派は文系ではないでしょうか。子どもの多くが理系的な科目でつまずく理由の一つは、そこにあるような気がします。

 実は、「科学短歌」の目的の一つは、そんな文系のお母さん、お父さんに利用していただくことです。

文系人間にとっては、数式はもちろん、論理的で科学的な文章もわかりくいものです。

ところが、数式や文章ではわかりにくい内容でも、五七五七七のリズムにのせることで、直感的に想像しやすくなることがあります。

また、一つ一つは短いので、小中高の理科の内容を短時間にざっと眺められます。目立つところに貼って(トイレなど)家族で共有すれば、家族どうしのコミュニケーションの手段にもなります。

机にすわってするだけが勉強ではありません。むしろ家族の会話を聞くことのほうが、子どもにとって勉強になることがあるのです。

お母さんやお父さんは、子どもに疑問をもたせるだけでも十分です。「疑問」があれば、「解決したい」という気持ちが自然に生まれます。そういう気持ちがあるときに、学校の授業などで「ああ、あれはこういうことだったのか」と気が付くなら、机に向かう勉強よりもよほど記憶に残ります。その意味で十二分な教育効果があるのです。

こうして、「勉強の面白さ」と「やる気」に目覚めた子どもたちが、中学からどんどん伸びていくのは、間違いありません。

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