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手作り「化学かるた」「元素かるた」の作り方

周期表を友だちにする方法

 

 

化学ゲーム、元素カルタのいろいろ

 元素の周期表をながめていると、これは「カルタ」や「カード」にして遊べるかも知れない、ということは比較的思い付きやすいのではないでしょうか。

 実際、元素周期表などを題材にしたカードゲームなどは、いくつか出ています。京都の高校の先生が考案したという『えれめんトランプ』には、理系の学生がはまっているという話もありますし、『ケミストリー・クエスト』は小学生社長が作ったゲームということで話題になっています。

 元素カルタとしては、『化学かるた 元素編』というものが出ています。読み札を「あいうえお」にあわせて作った、ふつうのカルタです。小学生の元素入門としてはいいと思います。(ところが、非売品なので、なかなか手に入りません。日本化学会のイベントなどでときどき遊べるくらいです。)

 

 

すぐできる「周期表パズル」

 このように、「化学」や「元素」のゲームは一つや二つではないのですが、学習効果があって、しかもゲームとしても楽しめるものを作るのは、なかなか大変なようです。元素の数、化合物の数が多くて複雑だからでしょうか。

 ただ、ゲームとしての面白みよりも学習効果に重点を置くなら、手作りでも比較的簡単にカードゲームが作れると思います。

 最も単純なものとしては、1枚のカードにつき1つずつ元素記号(場合によっては、原子番号、元素の名称なども)を書いたものが考えられるでしょう。

これを元素の数だけ作って、バラバラのカードを並べることによって周期表を再現します。

「周期表の再現」と言えば、カードではありませんが、大きめの厚紙に周期表を描いてから適当な形でバラバラに切り離し、ジグソーパズルのようにしてみるのもいいかも知れません。

 

いちばん単純な「元素かるた」

 同じように、1枚のカードにつき1つずつ元素記号などを書いておき、それとは別に元素名を書いたカードを作って合わせるようにすれば、それだけで一種のカルタになります。

これは、例えば「すいそ」と言えば「H」をとるというような、ごく単純なものです。けれども、一般のカルタ遊びの場合は、最初の1文字だけを聞いて探している子どもも多いですから、それに比べれば、学習効果という点ではまだ「まし」と言えるかも知れません。

 

読み札を作る

 けれども、「元素名」と「元素記号」を合わせているだけで、その元素がどんなものかもわからなければ、せっかくの「カルタ遊び」も単純で無意味な作業でしかないでしょう。覚えるどころか、すぐにあきてしまう可能性もあります。

ですから、やはり、「かるた」としては、ある程度の長さがあって、「意味」が感じられる読み札を作った方がいいと思います。もちろん、「読み札」があるほうが学習効果も上がります。

 読み札を作ることは簡単ではないかも知れません。けれども、最近では元素関係の参考書が「子ども向き」「大人向き」のものも含めていろいろ出ていますから、その気になれば勉強して作れないことはありません。

 

読み札の例としては、『元素百人一首』を参照して下さい。無料でもご利用いただけ、詳しい解説も付いています。個人がご家庭で利用される場合は、これをそのまま「元素カルタ」の読み札として書き写していただいて構いません。

一枚一枚を手書きで書き写したり、コピー・ペーストしたりするのが面倒だと思われる場合は、データ版を配信させていただいています(ただし、解説は付いていません)詳細はこちら

 

 

周期表を味方にする

 現代人にとって、化学や周期表の知識は、理系か文系かを問わず知っておくべき「常識」です。「セシウム」などといったそれまで聞いたこともなかったような元素名が、つい最近までマスコミを飛び交っていたことを思えば、それは明らかでしょう。

ところが、学校で習った周期表は、取っつきにくくて、意味もわからずに覚えさせられるという印象を抱きがちです。そして、意味がわからないと結局は覚えられません。

でも、学校で習う前に遊びを通して慣れ親しんでおけば、元素も周期表も友だちみたいなもの。その知識は、理科の成績向上に役立つだけではなく、その後も子どもたちの健康で豊かな生活を支えてくれるに違いありません。

 

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