すぐに作れてメチャクチャはまる、
1人でも遊べる「算数脳」カードパズル
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本格的な算数・計算パズル
かけざん九九とかんたんな割り算をマスターしたら、パズル的な要素のある計算ゲームをやってみよう。
これから紹介するカードゲームは、驚くほどかんたんに手作りできて、小学校中学年・高学年から大人まで楽しむことができる。
ルールは実にかんたん。ところが試行錯誤しながら解いていくのが面白くて、大人もついはまってしまう。子どもも、くりかえし解いていくうちに、数理的な感覚が鍛えられること請け合いだ。
作り方はごくかんたんである。材料も、適当な厚紙(工作用紙など)だけ。あとは、ハサミ、マーカーなどを用意すれば、すぐできる。
「算数脳」カードパズルの作り方
では、さっそく作ってみよう。
まず、厚紙を切って、同じ大きさのカードを40枚作ろう。大きさは、例えばタテ6 cmヨコ4 cmなど。カードとして扱いやすい大きさであれば、適当で構わない。
カードを切り出したら、1枚に1個ずつ数字を書いていく。数字は、
0, 1, 2, 3, 4, 5,
6, 7, 8, 9
の10個である。
カードは、全部で40枚あるから、各数字につきカードは4枚ずつできることになる。例えば「0」のカードが4枚、「2」のカードも「8」のカードも、それぞれ4枚ずつできる。また、「6」と「9」は、逆さになっても区別ができるように小さな印などを付けておく。
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四則演算記号のカード
こうして数字カードが40枚できたら、次は記号カードを作ろう。
記号カードは、数字カードよりも少し小さめにして、数字カードとは区別しやすいものにしたほうが便利だろう。
カード1枚につき、ひとつずつ記号を書いていく。記号は、
+、−、×、÷、)、(、=
の7つである。
注意することは、このとき、「=」のカードのみ1枚にして、あとの6つは2枚ずつにする。だから、記号カードはぜんぶで13枚になる。
ちなみに、「 ( 」と「 ) 」というのは、わかりにくいかも知れないが、カッコ(「( )」)を片方ずつに分けたものである。
これで、40枚の数字カードと、13枚の記号カードができた。
手作り作業は、わずかこれだけである。
算数・計算パズルの遊び方
では、さっそく遊んでみよう。
この計算ゲームは、一人遊びで十分に楽しめるので、まず、1人での遊び方を紹介しよう。
最初に、記号カードを表にして、適当に並べておく。
次に、数字カード40枚をよくシャッフルして、上から5枚とり、出た順に1枚ずつ並べてみよう。これで準備完了だ。
次は、「算数脳パズルの遊び方(続き)」
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